脱サラをして飲食店などのお店を持ちたいと思う人は結構います。いざ会社を辞めて店を持つところまではできても、その後になかなかお客さんに来てもらえなかったり、お金が尽きて営業できなくなるなどがあるようです。成功するためには何をしたらいいかですが、いきなりお店を持つのではなくてまずは修行させてもらうと良いでしょう。ラーメン店を開きたいならラーメン店で働かせてもらい、自営業をするにあたってのノウハウを教えてもらいます。教えてくれないところもあるでしょうが、その時は店主の様子を見ながら何が必要かを自分で学ぶようにします。修行によって一定の経験が積めれば最初に何を準備すればいいのかなどがわかり、成功につなげやすくなるでしょう。
寿司屋を経営したいと思ったとき、かつては寿司屋に修行するのが一般的でした。寿司屋での修業は非常につらいとされ、一人前になるのに10年近くかかる人もいたようです。中卒や高卒からなら長い修業があっても良いですが、脱サラでそれなりの年齢の人だと修行する時間も惜しいでしょう。そこで専門学校の利用を検討しましょう。寿司屋の板前を養成する学校があり、半年から1年ぐらいで技術を身につけられます。そして卒業後にすぐに店を持って店の経営ができます。いきなり店を持っても良いですが、その学校の卒業生が経営する店で少し働かせてもらうなども可能です。寿司屋以外にもパン屋や居酒屋などを経営したい人向けの専門学校があり、技術の他経営のノウハウも学べます。
起業のためには、将来の事業のビジョンを明確にするのはもちろん、経営のための資金集めや、従業員の雇用について考える必要があります。