「自営業を始めたいけど資金があまりない」、新しいことを始めるときにこのような悩みを持つ方は少なくないでしょう。事業を始めるときにはその規模にかかわらず、お金が必要になることに変わりはありません。またいくらいいアイディアを思いついたとしても、資金が集まらずに結局断念してしまうというケースも少なくありません。事業を始める際には、前もってどの程度の資金が必要でどのようなルートで資金を確保するかが重要となってきます。この点をいい加減に考えてしまうと、最初は上手くいっても持続的な経営ができなくなってしまうということも考えられます。まず資金を金融機関などから融資してもらうか、あるいは身内などに頼んでみるかを考えてみましょう。
資金を確保する手段としてまず考えられるのが、金融機関に援助してもらうという方法です。金融機関であれば大きな金額が必要なときでも、その金額全部を確保できる可能性があります。しかし金融機関から資金の援助をしてもらうためには当然審査が必要です。何か審査が有利になる材料があれば別ですが、それがない人にとっては審査は厳しめになるでしょう。このようなときに考えてもらいたいのが、「身内から援助してもらう」という方法です。身内からであればきちんと信頼があれば資金の援助をしてもらえますし、審査もありません。また金利を払う必要がないというのも大きなメリットです。しかし身内だからと言っていい加減に借りていい訳ではありません。きちんと契約書などの書面を交わし、返済する意思を示すなどの誠意が必要です。
ここ数年で病院勤務医師が開業するケースが多くなっています。クリニックを建てる場所を見つけるのが大変なようです。もともとあるクリニックは患者が新しいクリニックに流れてしまうのを恐れています。